◆エスタンシア(18日・矢野)

　11月3日の京都5R・2歳新馬(芝1800m)でデビューを予定するエスタンシア(牝2歳、栗東・松下、父ドゥラメンテ、母マラコスタムブラダ)は、姉に19年阪神JFをレコードで制したレシステンシア、兄に21年京成杯勝ちのグラティアスがいる良血馬。17日の栗東坂路で4F53秒7-38秒4-12秒6をマークした。「実質的な追い切りは初めてでしたが、いい動きでしたね。まだ線の細いところはあるが、良くなってきそうな感じ。姉と比べて距離は持ちそうです」と師は期待を寄せる。

◆デコピン(18日・森元)

　ドジャースの大谷翔平選手が、ナショナルリーグのリーグチャンピオンシップシリーズ第4戦で、先頭打者ホームランを放ったのと時を同じくして、デコピン(牡2歳、美浦・村田)が、新コンビを組む大野を背に美浦Wのゴールを駆け抜けた。タイムは5F68秒9-11秒3(仕掛け)。あまりのタイミングの良さに思わず笑ってしまったが、動きは非常に軽快。同馬の初Vと大谷選手のワールドシリーズ制覇が重なればかなり話題になりそうだ。

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