2歳重賞は佐々木大輔(20＝菊川)にお任せあれ。今夏、函館2歳S(サトノカルナバル)で重賞初Vを飾ると、続いて札幌2歳S(マジックサンズ)も制覇。グレード制導入84年以降では安藤勝己(10年)、岩田康誠(15年)に続いて3人目となる同一年函館・札幌2歳重賞完全制覇を達成した。10月のサウジアラビアRCもアルテヴェローチェで差し切って、目下2歳重賞騎乗機会3戦3勝。明日のファンタジーSではカルプスペルシュとの新コンビで“無傷4連勝”を狙う。

　相棒とは2週前追い(17日)で初コンタクト。「動きは良かったし、あの時点で十分仕上がっている感じはあった。新馬を勝ち切ってレベルの高い函館2歳Sでも好走(5着)できたくらいですから、ポテンシャルはかなり高いと思う」と高い評価を下す。主役不在、激戦ムードの一戦。2歳重賞の“鬼”の腕が鳴る。