【豪G1メルボルンC】ワープスピード大健闘2着 高木師は落胆も「しっかり力を出し切ってくれた」

スポニチ

2024年11月06日(水) 05:25

メルボルンCで2着に入ったワープスピード(左)(AP)

 オーストラリア競馬最大の祭典であるG1メルボルンC(芝3200メートル、23頭立て)が5日、メルボルン郊外のフレミントン競馬場で行われ、日本から参戦したワープスピード(牡5=高木、父ドレフォン)が大健闘の2着。勝った地元馬ナイツチョイス(セン5=シモンズ&ラクソン、父エクストリームチョイス)に直線で猛然と迫ったが、わずかに短頭差(公式結果は0.1馬身差)及ばず。06年デルタブルース以来18年ぶり2頭目となる日本馬Vの快挙を、あと一歩のところで逃した。

 ワープスピードは2番ゲートからスタート。道中は中団内めで終始手応え絶好。直線入り口では前が壁になったが、鞍上の菅原明は慌てず馬群の間に進路を見いだす。直線半ばでようやくエンジン点火。最後まで力強く伸びたが、勝ち馬を捉え切れなかった。

 快挙を目前で逃した鞍上は「とても悔しい。前に行くプランと後ろに行くプランのどちらも考えていたので焦らず騎乗することができたし最後の直線でもうまくさばけていけたけど…。重量(3キロ)差もあるのか、1着馬の方が少し伸びが良かった」。落胆の表情を浮かべながらも「力のあるところを見せてくれた」と相棒の激走を称えた。

 高木師も「惜しかった。着差が着差だけに悔しい」と肩を落としたが「重馬場で苦戦を強いられた(前走コーフィールドC13着)後のレース。しっかり力を出し切ってくれたので良かった」と前を向いた。国内では重賞未勝利のワープスピードの激走は、世界のホースマンに日本競馬のレベルの高さを改めて誇示したことになる。

 ◇7RメルボルンC(G1、フレミントン、芝3200メートル、やや重、23頭、1着賞金440万豪ドル=約4億4132万円)(1)ナイツチョイス(ドーラン)3分19秒53(2)ワープスピード(菅原明)短頭(3)オキタソウシ(カー)3/4馬身

関連情報

みんなのコメント

フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

      ニュースを探す