【京都JSレース後コメント】スマイルスルー高田潤騎手ら

ラジオNIKKEI

2024年11月09日(土) 16:54

京都ジャンプSを制したスマイルスルー(c)netkeiba

 京都8Rの第26回京都ジャンプステークス(障害3歳以上J・GIII・芝3170m)は1番人気スマイルスルー(高田潤騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分33秒4(良)。8馬身差の2着に2番人気アサクサゲンキ、さらに1馬身差の3着に3番人気オオキニが入った。

 スマイルスルーは栗東・斉藤崇史厩舎の4歳牡馬で、父ルーラーシップ母スマイルシャワー(母の父シンボリクリスエス)。通算成績は15戦4勝。

レース後のコメント

1着 スマイルスルー(高田潤騎手)
「強いのひとことに尽きます。ポジションは他に行く馬がいれば逃げようとは思っていませんでした。ペースはこの馬のペースでした。息も入って走っていました。リズム重視で運びました。飛越に関してはまだ荒削りなところがあります。そのぶん上達の余地はあります。伸びしろと捉えています。

 バンケットも馬自身緊張しながら集中して踏ん張ってくれました。最後の直線も余力がありました。追い出しも待ちました。余裕がありあまり追っていません。まだギアをひとつ落として走っています。追えばまだまだ伸びます。相当高い能力があります」

2着 アサクサゲンキ(小牧加矢太騎手)
「ポジションは思い通りでした。経験を活かして飛越で前に出ていましたが、折り合いはいつもより効いていました。具合も良かったのですが、今日は勝ち馬が強かったです。年齢を感じさせない走りをしてくれましたし、まだ来年も頑張ってくれることを信じて、調整し直したいと思います」

3着 オオキニ(森一馬騎手)
「スタートしてひとつ目の障害で、隣の馬と接触してバランスを崩しました。そこが痛かったですね。その後は持ち直して頑張ってくれました。勝ちにいく競馬をしましたが、悔しい結果になりました。経験を積みながら確実に良くはなっているので、これから先も一緒に成長していければと思います」

4着 レッドバロッサ(小坂忠士騎手)
「道中は想定より後ろからになりました。でもマイペースで運べました。最後、脚は出せました。ポテンシャルは秘めています。経験を重ねたら伸びしろを結構引き出せると思います」

5着 ダイシンクローバー(上野翔騎手)
「今回は転厩初戦でした。なので調整面で手探りなところがありました。乗ったこともありますし、京都の経験があります。なので良いイメージでレースに臨めました。いろいろこなしてくれました。そのなかで8歳ながらこれだけ走ってくれました。この馬の器用さを生かすコースの方がもっと走ってくれると思います」

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