【福島記念レース後コメント】アラタ大野拓弥騎手ら

ラジオNIKKEI

2024年11月10日(日) 18:13

福島記念を制したアラタ(c)netkeiba、撮影:小金井邦祥

 福島11Rの第60回福島記念(3歳以上GIII・芝2000m)は7番人気アラタ(大野拓弥騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分0秒7(良)。1馬身差の2着に6番人気フェアエールング、さらに半馬身差の3着に3番人気ダンディズムが入った。

 アラタは美浦・和田勇介厩舎の7歳牡馬で、父キングカメハメハ、母サンシャイン(母の父ハーツクライ)。通算成績は26戦7勝。

レース後のコメント

1着 アラタ(大野拓弥騎手)
「トップハンデで、外を回して、強い競馬をしてくれたと思います。

 こうやってまたチャンスをいただけて、感謝の気持ちで乗っていました。三度目の正直ではありませんが、二回は1番人気で期待を裏切るような競馬になってしまったので、結果を出すことができて良かったと思います。

 できればもっと前につけて、先行して競馬したかったのですが、思ったよりもペースが速くて、あの位置になってしまいました。アラタ自身の走るリズムは良かったですし、外を上がって行く時の手応えはすごく良かったので、安心して乗っていました。

 後ろから何も来ないでくれと思いながら最後は追っていました。偉かったなと(馬には)声をかけたいと思います。

 福島はおそらく初めての重賞制覇だと思うので、すごく嬉しいです。また福島で重賞を勝てるように頑張りたいと思います」

2着 フェアエールング(丹内祐次騎手)
「行きっぷりはいつもより良くなかったのですが、4コーナーの手応えが良かったですし、こういう馬場も上手くこなしてくれました」

3着 ダンディズム(三浦皇成騎手)
「1・2コーナーの入りから道中リズム良く走れて、向正面で馬場の良い所を上がって行けました。2頭に交わされたものの、最後まできっちり走り切ってくれました。今日はデキが良かったのも好走の要因です」

4着 クリノプレミアム(松岡正海騎手)
「具合が良く、期待していました。今日は展開の差で負けました。体のバランスが良く、スタートが抜群に出たのであの位置からになりました。折り合い次第という所はありますが、具合の良さを活かせました。このくらいなら全然走れます」

5着 ショウナンマグマ(柴田善臣騎手)
「返し馬で少し気難しいところがあるのかなと感じましたが、馬の雰囲気は良かったですし、仕掛けは丁度よかったです。いい競馬は出来ました。出して行く競馬より、ためる競馬の方がいいと思いました」

6着 エンパイアウエスト(津村明秀騎手)
「いい所で流れに乗れて、4コーナーもスムーズに捌けました。最後にもうワンパンチ足りませんでしたが、以前乗った時より馬が成長していました。牝馬限定の重賞ならやれると思います」

7着 ドクタードリトル(幸英明騎手)
「勝負どころでちょっと前の馬が下がってきて、一瞬ポジションを下げることになってしまい、そこが痛かったです。出してからは最後伸びていただけに、4コーナーの捌きが痛かったです」

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