【カペラS】ガビーズシスター 3連勝で重賞初制覇 吉田隼が落馬負傷から復帰後初の重賞V

スポニチ

2024年12月09日(月) 05:19 0 0

<中山11RカペラS>レースを制したガビーズシスター(6番)=撮影・郡司 修

 「第17回カペラS」が8日、中山競馬場で行われ、吉田隼人(40)騎乗の3歳牝馬ガビーズシスターが1番人気に応えて重賞初制覇。今年開業した森一誠師(47)はJRA重賞初挑戦Vを飾った。

 こみ上げてくる思いを抑え切れなかった。吉田隼はゴール板を駆け抜けた後、左手でガッツポーズを決め、ガビーズシスターの首元を叩いた。「ガッツポーズはダサかったけれど(笑い)。自然と出ちゃったよ」と満面の笑みで喜んだ。

 4月20日の福島牝馬Sで落馬し、くも膜下出血と診断された。懸命にリハビリを重ね10月6日に実戦復帰。「まさかこんなチャンスをもらえると思ってなかった。期待に応えることができて良かった」と復帰後初の重賞Vにホッとした表情を見せた。

 想定通りの展開になった。「ジョッキーと相談して今日は行く馬は行かせてその後ろで馬のリズムで競馬をしよう、と」(森一師)。前半3F通過32秒5の激しい先行争いを見ながら道中は7番手を追走。最後はこれまで4戦3勝2着1回と走り慣れた急坂を上ってもうひと伸び。ゴール前の大接戦を制し3連勝を決めた。

 これでリヤドダートスプリント(25年2月22日、キングアブドゥルアジーズ競馬場)の優先出走権を獲得。指揮官は今後について「馬の状態を確認してオーナーと相談した上で決める」と語るにとどめたが、初コンビを組んだ吉田隼は「いきなり重賞で勝ってしまうから凄い馬。力をつけてきているのでこの先もまだまだ走れる」と手放しで褒めた。底を見せない3歳牝馬。勢いそのまま、連勝街道を突っ走る。

関連情報

みんなのコメント

0
フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。
  • 「いいね!」の付いたコメントが、まだありません。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

ニュースを探す