【有馬記念】輝け!ハヤヤッコ 初の白毛馬出走!底知れぬ爆発力で波乱の使者に 国枝師「不思議な馬」

デイリースポーツ

2024年12月18日(水) 06:00 0 15

 水を飲むハヤヤッコ(撮影・園田高夫)

 「有馬記念・G1」(22日、中山)

 主役はラストランのドウデュースだけじゃない!有馬記念初の白毛馬出走となるハヤヤッコ、今回がメンバー最多4度目の出走で“プボくん”こと7歳のベテラン馬ディープボンドの走りにも注目だ。決して有力馬とは言えないが、そのキャラクターから多くのファンに愛されている存在の2頭。大声援を後押しに、脇役から主役に躍り出るかも?

 冬でイメージするのは何色だろうか。今年のアルゼンチン共和国杯を勝ったハヤヤッコは、競走馬としては珍しい白毛馬。国枝師は今の状態を聞かれて、「この時季らしく真っ白ですよ」と冗談交じりで答える。

 今の季節に白い馬体がよく似合う。そんな美しい見た目もあって人気はG1馬以上。今年9月にはファン投票による「アイドルホースオーディション」で2位となり、ぬいぐるみが販売されている。

 ソダシの近親で、19年レパードSでは史上初となる白毛馬によるJRA重賞制覇を達成。6歳春に芝路線へ戻し、22年函館記念を勝って芝、ダートでの重賞制覇を成し遂げた。その後もコンスタントに走り続け、前走のアルゼンチン共和国杯では10番人気の低評価を覆してV。トップハンデの58・5キロを背負い、メンバー最速の上がり3F34秒6を記録する強い内容だった。

 「このような馬は初めて。不思議な馬だよね」と師は素直な感想を漏らす。「毎回ではないけど、競馬に行くとスイッチが入る」と分析する。前走がまさにそんな状態で、ハマった時の爆発力は底知れない。

 白毛馬が有馬記念に出走するのは今回が初。「中山芝2500メートルの条件はいいよね」と舞台設定を歓迎した上で、「(評価を覆した)前走はマツリダゴッホ有馬記念と同じ。それがもう一発あるかだね」とうなずく。師が管理したマツリダゴッホは07年有馬記念を9番人気で制しており、波乱を演出した実績はある。ハヤヤッコも常識の範囲内では収まらないタイプだけに、07年の再現があるかもしれない。

関連情報

みんなのコメント

0
フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。
  • 「いいね!」の付いたコメントが、まだありません。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

ニュースを探す