17年のNHKマイルCを制したアエロリットの半弟となるガルダイア(牡3、美浦・国枝栄厩舎)が、京成杯(3歳・GIII・芝2000m)で重賞初制覇を狙う。

　ガルダイアは父エピファネイア、母アステリックス、母の父ネオユニヴァースの血統。半姉のアエロリットは17年のNHKマイルCとクイーンS、18年の毎日王冠の覇者。母系は優秀で、近親にはハーツクライやラッキーライラック、ミッキーアイルやノンコノユメ、ダイヤモンドビコーなど、平成から令和の競馬シーンを彩った名馬がズラリと並ぶ。

　ここまで2戦1勝。昨年10月の東京の新馬(芝1800m)でデビュー勝ちを果たした。続くベゴニア賞は0秒2差の3着。とはいえ、上がり3Fはメンバー中最速タイとなる34秒3をマークしており、決して悲観する内容ではなかった。今回は重賞初挑戦で、初の中山もカギとなるが、ポテンシャルで引けを取ることはないだろう。

　姉に続く重賞勝ちを果たし、春の大舞台へ。今後に向けて結果が欲しい一戦となる。