25日の中山11R・初富士S(芝2000メートル)は2番人気コスモブッドレア(牡4＝小野、父ゴールドシップ)がしぶとく押し切り、オープン入りを決めた。スタート直後は3番手外を追走したが、向正面で一気にハナへ。最後は後続の追い上げを首差しのいだ。

　キングは「(陣営とは)レース前に長い脚を使うタイプと話していた。そのイメージでペースが遅くなりそうなところを自分から先頭に立って気分よく運べた。(残り)900メートルからプレッシャーがかかる形になったが、良い反応でタフな勝ち方。馬が自分からファイトしてくれた」と振り返った。次走は未定。