【シルクロードS】セントメモリーズ さらに勢い加速!今週も斎藤誠厩舎大暴れの予感

スポニチ

2025年01月31日(金) 05:30 0 11

厩舎を出発するセントメモリーズ(撮影・郡司修)

 今週も絶好調厩舎に乗れ!!1月7勝をマークし東西リーディング首位に立つのが、美浦の斎藤誠師(53)。現役2位となる12週連続Vの記録も保持しており、一度勢いに乗ると手がつけられない厩舎と言える。日曜京都メインのシルクロードSには、3連勝中セントメモリーズがスタンバイ。精神面の成長が顕著な明け4歳馬が重賞初勝利を目指す。

 1月中山で7勝を挙げ、調教師リーディング首位を快走するのが斎藤誠厩舎。全国リーディング16位(37勝)にとどまった昨年の同時期は2勝止まりだっただけに、その充実ぶりが際立つ。ロケットスタートについて師は「90勝ペースです(笑い)。育成牧場とうまく連携が取れているのも理由の一つだと思う」と笑みを浮かべた。

 22年、エルムSフルデプスリーダーで達成した12週連続Vは臨時転厩馬を含まない“事実上”の現役最長記録。現在も9週連続勝利中と、とにかくコンスタントに勝ち星を積み重ねられるのが同厩舎の特徴だ。その理由を問われた師は「“この馬はこう”と決めつけず、なんとか合っている条件を探したいと考えています。そして、スタッフも伸ばしてあげられるよう、あまり指示は出さない。雑談の中でヒントを出す感じ」と説明。管理馬が最も力を出せる条件を模索し続け、同時に優秀な人材を育成する。安定した活躍には2つの根拠がある。

 今月の7勝のうち4勝が明け3歳馬。2歳時は無理をさせない厩舎方針でじっくり力をつけた馬たちが結果を残した。「若い時期は急いで使いたくない。じっくり成長を促した馬たちがこのタイミングで一気に勝ってくれた感じ」と師は語る。今週も土曜東京5R新馬戦のピースフルゴールド(牝、父ロードカナロア)は手応え十分。「今の新馬戦では仕上がっている。いい勝負になると思う」と自信を隠さない。

 そして、シルクロードSのセントメモリーズも“斎藤誠流”でたくましくなった1頭。1番人気で敗れた23年ファンタジーS(4着)後はクラシックを諦めて長期休養。その期間が現在の3連勝につながった。指揮官は「馬がグッと成長するタイミングと休養がうまくハマれば大きく変わってくれるんです。この馬は精神面が成長して操縦も利くようになった。ここは相手も強くなるので大切な試金石となる」と力を込める。今週も斎藤誠厩舎の管理馬が大暴れの予感だ。

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