日曜の京都競馬場は曇時々雨の予報が出ている。開幕週でもあり、極端に馬場が悪化する可能性は低いが、ひとまず道悪前提の狙い馬をピックアップする。

　1頭目はピューロマジック(牝4、栗東・安田翔伍厩舎)だ。現役屈指のスピード自慢とあって良向きのイメージがあるかもしれないが、実は稍重で2戦2勝。重でも昨年のマーガレットSで2着に踏ん張っている。付け加えるなら京都芝1200mの道悪は前に行った馬が残りやすい傾向がある点。ラチ沿いを通っての押し切りを期待したい。

　もう1頭、レッドアヴァンティ(牡6、美浦・尾関知人厩舎)にも要注目だ。芝1200mでの過去3勝の勝ち時計は1分9秒2、1分8秒8、1分9秒0だから、明らかに時計がかかってこそのタイプ。恵量55kgを利して、ゴール前で浮上するシーンがあるかもしれない。