１日に行われた阪神２Ｒ未勝利戦（ダート１２００メートル）で、武豊が騎乗した１番人気のホウショウマリス（牝３歳）が勝利した。

　同馬を管理するのは４日に定年引退する河内師。兄弟子の管理馬で勝利した武豊はゴールの瞬間、小さくガッツポーズ。「ゴール前の拍手がすごかったね。重賞かと思った」と満面の笑みを浮かべた。同馬とのコンビでは３、２着と惜しい競馬が続いていただけに、「ホッとしましたね。ラストウイークで勝ててうれしい」としつつも、阪神競馬場には河内師が不在だったため、「いないんかーい」と明るく笑っていた。

　日曜のチューリップ賞では河内師の管理馬でラストランとなるウォーターガーベラも控えており「あしたも乗せてもらえるので、頑張りたい」と意気込んだ。