3月16日(日)は中山・阪神・中京の3場開催となっている。

■スプリングSでマテンロウバローズが無傷3連勝を狙う
　中山11Rは芝1800mのスプリングS(GII)。マテンロウバローズは新馬戦、こぶし賞と無傷連勝。こぶし賞は最後方から馬の間を突いて、ラスト1ハロンだけで差し切って見せた。能力は高く、距離も問題なし。無傷3連勝での重賞制覇を狙う。対するは東京芝1800mの新馬戦を逃げ切ったダノンセンチュリー、札幌の新馬戦以来だが能力高いキングスコールなど。

■金鯱賞でプログノーシスが3連覇を狙う
　中京11Rは芝2000mの金鯱賞(GII)。プログノーシスはこのレースを2連覇中。昨年はこのレース以来勝ち星がなかったが、香港のQE2世Cとオーストラリアのコックスプレートで2着。前走の有馬記念は距離が長かったのか伸び切れなかったが、得意距離のここで3連覇を狙う。対するは前走の中日新聞杯を逃げて完勝したデシエルト、近2走が好内容で復活したラヴェルなど。

■米子城SでロードフォアエースがOP初勝利を狙う
　阪神11Rは芝1200mの米子城S。ロードフォアエースは前走の北九州短距離SがOP初挑戦だったが、そこで勝ち馬からクビ差の2着。いきなり目処を立てた。ここでは力上位だろう。対するは前走が悪くなかった重賞ホースのカルチャーデイ、2走前の北九州記念で2着のヨシノイースターなど。

■東風Sでタシットが連勝を狙う
　中山10Rは芝1600mの東風S(L)。タシットは前走の3勝クラス若潮Sを好時計で圧勝。力を付けている。中山コースも[3-4-1-1]と好相性で、ここは連勝でのOP初勝利を狙う。対するはOPでも目処が立っているキープカルム、距離不足の前走が悪くなかったダディーズビビッドなど。

■昇竜Sで前走圧勝のポールセンが3勝目を狙う
　中京10Rはダート1400mの昇竜S。ポールセンは新馬戦を圧勝して臨んだオキザリス賞で2着。続く寒椿賞では後続を4馬身ちぎる圧勝。ここに入っても力上位で、3勝目を狙う。対するは兵庫ジュニアグランプリ2着のコパノヴィンセント、重賞3勝のダイアナヘイローの仔で2連勝中のマテンロウコマンドなど。

■中京4Rでオブラマエストラが初勝利を狙う
　中京4Rは芝2200mの3歳未勝利。GI・6勝を挙げたブエナビスタの仔で、デビュー戦4着のオブラマエストラが初勝利を狙う。対するは前走が2400mでクビ差2着のヴァリディシームス、大崩れしていないキタサンハナビラなど。

■ばんえい競馬の大一番・ばんえい記念
　ばんえい帯広競馬場では、20時00分にばんえい記念(重賞)が行われ、ばんえいを代表する名馬で昨年2着の雪辱を果たしたいメムロボブサップなどが出走する。

■栗田徹調教師のバースデー
　16日は栗田徹調教師の47歳のバースデー。当日の管理馬は、中山と阪神で1頭ずつ、中京で2頭がスタンバイしている。