◆第39回フラワーC・G3(3月22日、中山競馬場・芝1800メートル)

　同じ舞台だった前走で2着に好走しているエナジーショット(牝3歳、美浦・矢嶋大樹厩舎、父サンダースノー)は、順調な仕上がりで好気配だ。レース前日の3月21日は、美浦のEダートコースを軽く流した後、ゲートの確認を行った。

　今年が開業2年目で、デビュー前から手がける馬では初の重賞挑戦となる矢嶋調教師は「いつも通り変わらずです。(休み明けを)1回使っているので、体はできているし、気持ちを落ち着かせるように調整しました。中山は脚質的に合っています」と、うなずいた。先行力と立ち回りのうまさを生かせれば、侮れない雰囲気が漂う。