日本軽種馬協会が行う「生産育成技術者研修」の第46期修了式が21日、同協会静内種馬場研修寮講義室で行われた。

　この研修制度は、軽種馬生産を担う人材養成の一環として、軽種馬の生産、育成に関する飼養管理技術や騎乗技術の習得などを目的とした研修制度。1990年(平成2年)にスタートし、今回の修了生を含み523名を生産界に送り込んでいる。

　今回、1年間の研修を終えたのは15名。全員が生産、育成、または総合牧場への就職を決めており、集まった父兄や就職が決まっている牧場関係者を前に、息の合った騎乗供覧を披露。研修の成果を披露した。

　その後に行われた修了式では上野副会長が「ここで学ばれた知識や技術、馬を愛する気持ちを余すことなく実践の場で発揮し、馬にも人にも愛されるホースマンとして、活躍されることを心から願っています」と河野会長からのあいさつを代読し、ホースマンとしての第一歩を踏み出そうという若者たちを励ました。