「フラワーＣ・Ｇ３」（２２日、中山）

　キズナ産駒の新星誕生だ。５番人気のレーゼドラマ（牝３歳、栗東・辻野）が３角先頭から早めに抜け出して重賞初制覇を飾った。

　レースの序盤はハードワーカーが先手を主張する流れを２番手で追走。１０００メートル通過６０秒１のペースとなり、１番人気のパラディレーヌは後方から運ぶ。３角で早々に逃げ馬をとらえたレーゼドラマは、そのまま強気の仕掛けで一気にスパート。直線半ばでセーフティーリードを取ると、最後まで後続を寄せ付けずにゴールした。外から懸命に差してきたパラディレーヌが２着に入り、４番人気ゴーソーファーが３着入線。キズナ産駒の上位独占となった。