【高松宮記念】サトノレーヴ“ド迫力”馬なりのままラスト1F10秒7 モレイラ「レベルアップした」

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2025年03月27日(木) 05:25 0 2

モレイラを背にWコース併せ馬で追い切るサトノレーヴ(左)(撮影・村上 大輔)

 悲願G1制覇を目指すサトノレーヴの背にはモレイラの姿があった。Wコースの3角手前からスッと加速し、ド迫力かつ雄大な脚さばき。馬なりのままラスト1Fはこの日最速の10秒7!!その手綱は微動だにせず、外チャックネイト(7歳オープン)に楽々半馬身先着した。

 今週末から短期免許で騎乗する“マジックマン”は3度目の騎乗。昨年12月香港スプリント(3着)以来の再会に「調教の内容は良かったです。乗っているフィーリングも良くて、さらにレベルアップしている」と声を弾ませた。

 1年前の同時期はブレーク前だった。モレイラが初めて手綱を取った昨年4月春雷S(1着)を皮切りに、函館スプリントS→キーンランドCと重賞2連勝。前走の香港スプリントは、今を時めく香港の現役最強スプリンターのカーインライジング(JRA発売で単勝1・1倍)に0秒1差の小差で続く奮闘。「勝てなかったけど、世界のトップスプリンター相手にいい勝負ができた。中身は良かった」と成長を肌で実感している。

 前走後は2月21日に美浦に帰厩し、時間をかけて入念に乗り込んだ。高松宮記念は所属する堀厩舎にとってはキンシャサノキセキが10、11年連覇を飾った縁の深いG1。父ロードカナロアは13年にレコードで制している。息子は中京&左回りともに初めてだが、河原助手は「これまで1200メートルの距離にこだわってきたが、特段右回りにこだわって使ってはいない。調教の感じから左回りは問題ないと思う。長距離輸送も北海道などで経験しているので心配していません」と端的に説明した。

 3戦連続で3度目のG1挑戦。世界を席巻する“雷神”は「能力以上に(今回は)メンタルの成長を感じている。G1で乗るのを楽しみにしています」。愛馬のG1初Vとともに、自身3度目のJRA・G1制覇を見据えている。

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