【高松宮記念】香港スプリント3着馬が超速ラスト10秒7!“マジックマン”ご機嫌「レースが楽しみになった」

スポーツ報知

2025年03月27日(木) 06:05 4 17

鋭くフィニッシュしたサトノレーヴ(左)(カメラ・荒牧 徹)

高松宮記念追い切り(26日・美浦トレセン)

 G1・第55回高松宮記念(30日、中京・芝1200メートル)の追い切りが26日、東西トレセンで行われた。香港スプリント3着以来となるサトノレーヴは美浦・Wコースでラスト1ハロン10秒7と鋭い伸びを披露し、最高評価「G」を獲得した。

 圧巻の動きに“マジックマン”もご機嫌だ。サトノレーヴは美浦・Wコースでモレイラを背に併せ馬。日経賞に出走予定のチャックネイトを4馬身追走すると、直線は馬なりのまま内から伸びて半馬身先着した。輸送も考慮し4ハロンしか時計は出さなかったが、ラスト1ハロンはこの日の最速となる10秒7。完璧と言っていいデモンストレーションに、前走の香港スプリントに続く3度目のコンビとなる鞍上は「体は以前と変わりないが、年齢を重ねて落ち着きが出た。乗っている感じも良く、レベルアップしている。レースが楽しみになった」と、いつになく声を弾ませた。

 前走は3着に敗れたが、香港史上最強スプリンターとの呼び声の高い勝ち馬カーインライジングとは3/4馬身差。トップクラスの力は示した。「いい勝負ができていたし、能力は高い。今回もその力を出してもらえるのが楽しみ」。3年連続の短期免許を取得したモレイラは、大阪杯ステレンボッシュ桜花賞エンブロイダリーと来週以降も有力馬でのG1参戦が予定されている。初週から最高の結果を出して弾みをつけるつもりだ。

 G1初出走だった昨年のスプリンターズSが7着。今回はキャリア12戦目で初の左回りと、越えなければならない壁は低くない。それでも河原助手は「調教では左回りは問題ないです。荒れた馬場も、パンパンで速い馬場よりは適性がある。強い馬はいるが、自信を持って挑戦したい」とレース当日が待ちきれない様子。高い身体能力に完璧な仕上がり、そして最強の鞍上と三拍子そろった快速馬が、初のG1タイトルを完全に射程圏にとらえている。(角田 晨)

関連情報

みんなのコメント

4
フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。
  • ENDCCP真善忍好さん

    2025/3/27 8:04

    同馬は日高の馬だけど、堀先生の外人起用に対するブレなさは天晴れだな。

  • Faッkyu明日穴さん

    2025/3/27 7:05

    そのマジックも今年は不発と見るよ

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

ニュースを探す