土曜の関東地方は天気が崩れるかも。備えあれば憂いなし。日経賞(4歳上・GII・芝2500m)が道悪になった場合の注目馬をピックアップしよう。

　まずはチャックネイト(セ7、美浦・堀宣行厩舎)だ。重～不良では2戦2勝。23年10月に重の3勝クラス、そして昨年1月に不良のAJCCを制している。昨春以降は4戦連続で掲示板外だが、高速決着だったり、不利があったり、早仕掛けだったり、いずれのレースも敗因はハッキリ。馬場の恩恵がある上、モレイラ騎手の手綱となれば、ガラリ一変があっていい。

　もう1頭、マイネルウィルトス(牡9、栗東・宮徹厩舎)も押さえたい。古い話だが、不良だった21年の福島民報杯の大差勝ちは語り草。その後も重だった22年の函館記念で0秒2差の2着、不良だった24年のAJCCで0秒3差の5着など、道悪で何度も好勝負を演じている。昨年の日経賞は良で3着健闘。雨が降れば、連対圏突入があっても決して驚けない。