◆第55回高松宮記念・G1(3月30日、中京競馬場・芝1200メートル、良)

　春のG1シリーズ開幕を告げるスプリント王決定戦は4歳以上の18頭で争われ、坂井瑠星騎手が騎乗した4番人気のマッドクール(牡6歳、栗東・池添学厩舎、父ダークエンジェル)は6着。2010、2011年のキンシャサノキセキ以来となる史上2頭目の連覇はならなかった。坂井瑠星騎手は23年チャンピオンズC(レモンポップ)、24年高松宮記念(マッドクール)、24年チャンピオンズC(レモンポップ)と中京で行われるG1を3連勝していたが、ここで止まった。

　勝ったのはジョアン・モレイラ騎手が騎乗した2番人気のサトノレーヴで、勝ちタイムは1分7秒9。

　1番人気のナムラクレア(クリストフ・ルメール騎手)は3年連続の2着、3着は6番人気のママコチャ(川田将雅騎手)だった。