矢作厩舎は今年の「ドバイワールドカップデー」に3頭を送り込む。

　フォーエバーヤングと同じく中東転戦となるシンエンペラーはドバイシーマクラシックでG1初制覇を狙う。前走のネオムターフCでは先手を奪って楽々と逃げ切った。師は「本当に折り合いに不安がない。今度は相手が強くなるが、勝負になると思っている」とジャッジ。ドバイゴールデンシャヒーンに出走する3歳馬アメリカンステージは矢作厩舎らしい異例の挑戦。「今の日本の調教技術、飼養管理なら、3歳春にこの経験をしていることが絶対、秋以降に生きてくる」と今後の活躍に思いをはせた。