2頭出しの国枝厩舎はステレンボッシュも魅力的だ。最終追いはモレイラを背にWコースでシャンドゥレール(5歳障害オープン)と併せ馬。3馬身追走する形で道中はリズム良く折り合った。重い馬場を苦にすることなく馬なりで6F83秒6～1F12秒0をマーク、1馬身半先着した。鞍上は「健康的だし、調教後の息遣いも良かった。仕上がりはいい」と充実ぶりを伝えた。一方、国枝師も「控えめでも凄くいい動きだった」と満足げ。

　先週から短期免許を取得して騎乗を開始したモレイラはいきなり高松宮記念でG1制覇。【6・4・3・3】の成績で勝率37％、連対率62％と最高のスタートダッシュを切った。今週もマジックマンが旋風を巻き起こす。