【ドバイWCデー諸競走】ウィルソンテソーロ 活気十分 巻き返しへ態勢万全 高木師にも手応え「状態は前走よりも上」

デイリースポーツ

2025年04月03日(木) 06:00 0 1

 川田騎乗で併せ馬を行うウィルソンテソーロ(外)。内は菅原明騎乗のウシュバテソーロ(撮影・島田敬将)

 「ドバイWCデー諸競走・UAE」(5日、メイダン)

 ドバイワールドCに出走するウィルソンテソーロが2日、川田を背に追い切り、同じく出走する僚馬ウシュバテソーロと併せ馬を行った。力強い脚取りで併入し、サウジC4着からの巻き返しへ態勢は整った。また、ドバイワールドCでフォーエバーヤングを出走させる矢作芳人調教師(64)=栗東=が共同会見に臨み、シンエンペラーとともに来年まで現役を続行させることを明かした。この日は各レースのゲート順も決まった。

 “兄貴分”の胸を借り堂々の最終リハだ。サウジC4着のウィルソンテソーロは川田を背にダートコースへ。一昨年の覇者ウシュバテソーロからやや先行する形でスタートし、外を回りながら併入。ラストは先輩馬と馬体を合わせながら、パワフルなフットワークで活気十分に駆け抜けた。

 見守った高木師はウィルソンについて「タフな競馬をしてきたので、ケアをしながら立ち上げました。順調ですね。先週攻めたので今週は感触を確かめる程度。それでも状態は前走よりも上がっています」と手応え十分。「ウシュバは今回が3回目。どっしりとしているので互いに頼り合って頑張れています」と異国の地でも順調に調整過程を踏めており、態勢はばっちりと整っている。

 鞍上の川田も「高木調教師からも聞いていましたが、とても具合良く来られていることを感じられる調教の動きでした」と手綱を通して伝わった感触に納得の口ぶり。昨年の11月にJBCクラシック制覇とG1級タイトルを勝ち取っているコンビ戦績は〈4・4・0・1〉と抜群の相性を誇り、唯一連対を外したのは前回のサウジC4着だけ。「この馬としては自信を持ってレースに挑める状態だと思います」と川田が語るだけに、俄然今回は期待が高まる。

 兄貴分でもあるウシュバは今回がラストラン。バトンを受け継ぐ準備はできた。テソーロ軍団の世代交代を最高の結果で世界に示す。

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