◆第85回
桜花賞・G1(4月13日、阪神・芝1600メートル)
いよいよ今週からクラシックが開幕! 第85回
桜花賞・G1(13日、阪神)で、昨年の2歳女王の
アルマヴェローチェが1冠目を目指す。前走の阪神JFで人馬ともにG1初制覇を飾り、引き続きコンビを組む
岩田望来騎手(24)=栗東・フリー=が、大一番に向けての意気込みを語った。
6年連続となる桜の舞台。昨年末にG1ジョッキーとなった7年目の岩田望は、2歳女王でクラシック初戦に挑む。阪神JFで
アルマヴェローチェと初コンビを組み、直線で鋭く伸びてV。22年の
高松宮記念(
ロータスランド)と23年の
秋華賞(
マスクトディーヴァ)で2着があったが、61度目のG1挑戦でついにつかんだ
ビッグタイトルだった。
「うれしかったです。6年間ずっと悔しい思いをしてきましたし、やっと勝つことができました。本当に大きな1勝になりましたし、ホッとした部分もあります」
前走は初めてのマイル、京都コースで快勝した。今回は直線に坂のある阪神に舞台が替わる。
「マイルがいいという馬ではありませんが、しっかり対応して、こなしてくれました。阪神はマイナスにはならないと思います。センスがあり、何より操縦性がいい」
着実に騎手として
ステップアップしている。昨夏はフランスに約2か月遠征し、初めて海外で腰を据えて騎乗。昨年11月24日には
JRA通算500勝を達成した。24歳5か月25日は、
武豊の22歳4か月7日に次ぐ、歴代2位の年少記録だった。
「何が変わったなどの自覚はありませんが、海外に行ったおかげでアルマに出会えたのかもしれません。今年も(海外遠征を)考えてはいます。500勝に関しては、もう少し早く達成できたかなと。いい馬に乗せていただいてますし、ようやくという感じです」
兵庫県出身の岩田望にとって、地元の阪神で行われる唯一のクラシック。望来のデビュー前、父の岩田康は12年に
ジェンティルドンナ、15年には
レッツゴードンキで
桜花賞を制覇した。
「どちらも競馬場に行っていたと思います。特に思い入れはありませんし、どのG1も勝ちたいのですが、
桜花賞を勝たないと3冠が見えてきませんからね」
暮れの2歳G1から直行での臨戦過程。騎乗した2日の1週前追い切りは栗東・CWコースで7ハロン96秒8―11秒4。鋭く伸びて3勝クラスの古馬に2馬身先着し、仕上がりの良さを示した。
「ひと回り大きくなって、大人になりました。乗りやすくて賢い馬です。元騎手の上村先生は、こちらの気持ちを分かって任せてくれるのが一番ありがたいです。相手よりも自分自身の走りができれば、結果はついてくると思います」
スケールアップを実感し、牝馬3冠初戦に挑む。(玉木 宏征)
◆岩田 望来(いわた・みらい)2000年5月31日、兵庫県出身。24歳。19年3月に騎手デビューし、
JRA通算533勝。G11勝を含む重賞15勝。地方では22年
JBCレディスクラシック・Jpn1(
ヴァレーデラルナ)など重賞5勝。趣味はサウナ。焼肉が好きで、特にタンが好み。好きな歌手はMrs.GREEN APPLE。好きな女優は中条あやみ、出口夏希。161・4センチ。52キロ。血液型B。
2025/4/8 8:17
好きな女優のデータは別に要らんけどwwwwww