【皐月賞】苦戦傾向の1番人気は5年ぶりに制すのか 今年はクロワデュノールが参戦

2025年04月14日(月) 19:30 15 25

昨年のホープフルSを制したクロワデュノール(24年12月撮影、ユーザー提供:りりさん)

 近年の皐月賞(3歳牡牝・GI・芝2000m)では1番人気が苦戦している。21世紀になって以降の24回では7勝を挙げているが、近10回に限ると19年のサートゥルナーリアと20年のコントレイルの2勝のみ。【2-0-3-5】の成績が示すように、この2頭以外の8頭は連対も外している。

 さらに詳しくみていこう。近10年の1番人気のうち、すでにGI馬だったのは18年のサートゥルナーリア、19年のコントレイル、20年のダノンザキッド、21年のドウデュース、23年のレガレイラの5頭。この5頭に限ると【2-0-1-2】だから及第点の成績といえる。一方、GI馬ではなかった5頭は【0-0-2-3】なので、大幅な割引が必要だ。

 では、今年はどうだろうか。1番人気は昨年のホープフルSを制し、最優秀2歳牡馬に選ばれたクロワデュノール(牡3、栗東・斉藤崇史厩舎)で濃厚だ。レースセンスがあって、見ている安心感があるタイプ。休み明けでの参戦も予定通りなので、これといった弱点は見つけづらい。そしてデータの後押しもある。ホープフルSの勝ち馬、かつ無敗で皐月賞に挑んだ馬は過去に2頭。サートゥルナーリアコントレイルで2戦2勝だから、非常に心強い。5年ぶりに皐月賞を1番人気が制するのか。クロワデュノールの走りに要注目したい。

【近10年の1番人気】
2024年:レガレイラ(6着)
2023年:ファントムシーフ(3着)
2022年:ドウデュース(3着)
2021年:ダノンザキッド(15着)
2020年:コントレイル(1着)
2019年:サートゥルナーリア(1着)
2018年:ワグネリアン(7着)
2017年:ファンディーナ(7着)
2016年:サトノダイヤモンド(3着)
2015年:サトノクラウン(6着)

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