【桜花賞】クイーンC優勝馬を昨年V“マジックマン”が大絶賛「パーフェクトコンディション。文句なし」

スポーツ報知

2025年04月10日(木) 06:00 16 31

モレイラが騎乗して追い切ったエンブロイダリー(手前、カメラ・高橋 由二)

桜花賞追い切り(9日・栗東トレセン)

 第85回桜花賞・G1(13日、阪神)の追い切りが9日、東西トレセンで行われた。クイーンCを勝って挑むエンブロイダリーには、好調のジョアン・モレイラ騎手(41)が騎乗し、コンディションを絶賛した。枠順は10日に決定する。

 重賞初挑戦の前走を完勝したエンブロイダリーは、栗東・坂路でタイセイフェスタ(4歳2勝クラス)と併せて53秒5―12秒4で併入。先週もダービー卿CTを含む5勝を挙げて存在感をアピールしたモレイラが感触を確かめ、「ベリーリラックスパーフェクトコンディション。文句なし」と自信を深めた。

 美浦からの長距離輸送のリスクを考慮し、先月27日から栗東に滞在中。3日の1週前追い切りもタイセイフェスタを1馬身追走し、一杯に追われて6ハロン81秒7(7ハロン98秒4)―11秒1で4馬身先着した。抜け出して物見していたが、しっかり負荷をかけ、その後はゲート練習もこなした。モレイラは「きょうはオーバーワークにならないように」と森一調教師からの指示を説明。僚馬がテンションが高く、つられそうになるところもあったそうだが「耐えてくれました」と胸をなでおろした。最後は相手の手応えが悪くなり、合わせるようにゴールしたが「ケンカしてません。行きっぷりが良くて、コントロールも利きながら前向きさもあった」と満足げな表情を浮かべた。

 モレイラは、去年の桜花賞を2番人気のステレンボッシュでV。「(同時期で比べると)ステレンの方が瞬発力はありましたが、この馬は跳びが大きく、ハイスピードをキープできます。舞台は全然気になりません。今の状態を日曜までキープできれば」とポイントを挙げる。

 先々週の高松宮記念を勝ったことで、JRAが指定する「過去2年の本会のG1競走を2勝」という短期免許の条件をクリア。今週勝てばさらに再来年の桜花賞まで来日可能となる「マジックマン」の手綱にも期待がかかる。(玉木 宏征)

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