【ニュージーランドT】イミグラントソング豪快差し切り!アドマイヤズームとの一騎打ち制す

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2025年04月13日(日) 04:30 0 0

ニュージーランドTを制したイミグラントソング(撮影・郡司修)

 3歳G2「第43回ニュージーランドT」が12日、中山競馬場で行われ、2番人気イミグラントソングが重賞初挑戦初V。単勝1・7倍に支持された朝日杯FSの覇者アドマイヤズームは2着に敗れた。3着コートアリシアンまでがNHKマイルC(5月11日、東京)の優先出走権を獲得した。

 断然人気のアドマイヤズームが直線坂上、抜群の手応えで先に抜け出す。誰もが勝利を確信した瞬間、外からスピードに乗ったイミグラントソングが並びかける。ゴール前は一騎打ち。首差でG1馬を差した。石川は「外枠だったが人気馬を捉えることができたのは力がある証拠」と評価。「中山が合う馬。コーナーでスピードに乗せても持続して脚を使えるのがこの馬の強み」。前走で感じたポテンシャルを最大限に引き出して重賞初Vに導いた。

 1番人気に推された前走(東京)は3着。石川は「持ち味を発揮することができなかった。スローのヨーイドンでは分が悪い」と敗因を分析。反省を糧に挑んだ一戦で見事な一発回答だ。それでも鞍上は「まだこれからの馬」と成長の余地を強調。辻師も「まだ体が寂しく見える。もっと筋肉が付いてくればメンタル面も落ち着いてくる」とさらなる進化を望む。

 辻師は毎日杯ファンダムに続き、今年の3歳重賞で2勝目。マイル路線の有力馬をねじ伏せたイミグラントソングの活躍にも期待が高まる。今後について師は「馬の状態を確認してオーナーと相談してからになる。現状では未定」と慎重も、「行くべきところに行ければ」と当然、NHKマイルCは視野に入っている。2頭で春のG1シーズンを盛り上げるのは間違いない。

 ◆イミグラントソング 父マクフィ 母エルノルテ(母の父ディープインパクト)22年4月24日生まれ 牡3歳 美浦・辻厩舎所属 馬主・吉田勝己氏 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績5戦2勝(重賞初勝利) 総獲得賞金6797万4000円 馬名の由来は移民の歌。

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