◇G1桜花賞(2025年4月13日　阪神芝1600メートル)

　牝馬クラシック第1弾の「桜花賞」は、3番人気エンブロイダリー(森一)が制し、G1初制覇を飾った。

　4番人気リンクスティップ(西村)は3着だった。スタート直後に他馬と接触するロス。初角最後方から懸命に挽回したが、ライバルに届かなかった。

　騎乗したM・デムーロは「外の馬にぶつけられて後ろからになった。(道中は)この馬場に慣れるのに時間がかかった。直線外に出してからはいい脚を使ってくれた」と振り返った。

　▼桜花賞　39年創設「中山4歳牝馬特別」が前身で47年に舞台を京都に移し、レース名が「桜花賞」に変更され、芝1800メートルから1600メートルに。50年以降は阪神マイルに定着した。21年ソダシが白毛馬初のクラシック制覇。