【函館2歳S】古川奈穂 矢作師に恩返しを!スターオブロンドンで師弟コンビ4度目の挑戦「勝てるように気を引き締めて」

デイリースポーツ

2025年07月16日(水) 06:00

 スターオブロンドンとのコンビで重賞に挑む古川奈穂(撮影・園田高夫)

 「函館2歳S・G3」(20日、函館)

 矢作芳人調教師(64)=栗東=と古川奈穂騎手(24)=栗東・矢作=の師弟コンビが4度目のJRA重賞へ挑む。これまでグランスラムアスクとコンビを組んで3度重賞にチャレンジしてきたが14、12、11着。今回のパートナーは函館ダート1000メートルで新馬戦を勝ったスターオブロンドン。2戦目で初めての芝となるが、キャリアの浅い2歳馬による戦いだけにチャンスはある。

 師匠の管理馬で挑む重賞の舞台。スターオブロンドンに騎乗する古川奈穂が、4度目のJRA重賞挑戦で初Vを狙う。これまで重賞は矢作厩舎のグランスラムアスクとのコンビで、23年クイーンS14着、24年中山牝馬S12着、25年福島牝馬S11着とひと息の成績。それだけに師匠に恩返しをしたい。

 「函館1週目からたくさんの馬、チャンスのある馬に乗せていただいて、しっかり結果を出すという思いで乗ってきました。ただ、勝ち切れないレースが多く、自分でもふがいなさを感じています」と函館での騎乗を振り返る。自分の未熟さは分かっている。それでも何とかしなければいけないという気持ちは強い。これは師匠の馬に限ったことではない。

 そのなかで勝利をもたらしてくれたのがスターオブロンドンだ。6月にダート1000メートルの新馬戦を鮮やかに勝ち上がった。「馬の後ろでもひるまず、反応してくれればという手応えで直線を向いて、しっかり応えてくれました」と初戦を振り返る。

 今回は芝の実戦。「硬さはないし、歩様から芝がマイナスにはならないです。スピードが通用すれば、こなしてくれると思っています」と期待感を持ってレースに臨む。

 今週が函館開催のラスト。「勝ち星には満足していないので、しっかり勝てるように気を引き締めて乗りたいです」と前を向く。重賞だけではない。全ての騎乗で一つでも上の着順を目指し、納得できる内容で函館競馬を締めくくる。

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