◆ザズーの2023(シニャンガ)(16日・石渡)

　オープン特別2勝のアルーシャを半姉に持つザズーの2023(シニャンガ)(牝2歳、美浦・鹿戸、父ロードカナロア)が美浦へ入厩。本日、坂路を軽めのキャンターで登坂した。まだ全体的な緩さは残り、体形的にもコロンと映る馬体だがフットワークは軽快そのもの。マイルあたりが活躍の場となりそうだ。

◆サンセットゴールド(16日・城谷)

　札幌芝コースで追われたサンセットゴールド(牡2歳、栗東・矢作、父キズナ、母パスティエーラ)。年長馬を5Fで1秒ほど追走し、速いラップを刻む先行馬を楽に追い掛けて4角で早々と捕獲。馬体を合わせたままフィニッシュも、最後まで相手の動きを気にするほどの余裕があり、かなりのスケールを感じさせた。時計的にも5F62秒2-35秒6-12秒2なら十分及第点。来週から始まる札幌開催を目標に、順調な調整を続けている。

◆ケンタッキーホーム(16日・竹村)

　ケンタッキーホーム(牡2歳、栗東・松下、父ゴールドドリーム、母フォンタネットポー)がこの日、栗東CWで併せ馬を行った。少しエンジンの掛かりは遅かったものの、ギアが上がってからは力強い脚さばきで相手を楽に突き放した。タイムも6F82秒1-11秒4と先週より速く、着実に動きは良くなっている。8月3日・中京2R(ダート1800m)でデビュー予定。

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