◆キングスコール(17日・城谷)

　クラシック戦線では体調面が整わずひと息の結果に終わったキングスコール(牡3歳、栗東・矢作)が札幌に入厩。この日は角馬場からコースを1周した。今春に少し無理をさせた影響を個人的には懸念していたが、馬体はボリューム感が満点。向正面で少しラップを上げた際もスムーズに動けていたように、メンタル面も上々とみていい。気がつけば1勝クラスからの再スタート。地力の違いは歴然としており、昨夏の新馬戦をレコード勝ちした北都へ好発進する準備は万端だ。

◆杉原誠人騎手(17日・玉川)

　CBC賞(8月10日・中京、芝1200m)へ出走するシュトラウス(牡4歳、美浦・武井)とコンビ再結成を予定している杉原は、前日に新潟で騎乗。ただ、暑熱対策の関係で新潟は最終レースの発走時刻が遅いため「中京への移動を考えると土曜は何レースまで乗れるのかな？」と本人と話をしていた。「東京へ新幹線で戻って、そこから名古屋…となると、10Rくらいが限界か？」。個人的に移動手段はそれしか思い浮かばなかった。すると、間もなく同騎手から連絡が。「新潟から小牧空港行きの飛行機が20時発くらいであるのを見つけました！」。そんなルートがあるのか〜。これから他の関係者にも教えてあげよう。

◆例年とは様相が異なる函館芝コース(17日・常木)

　函館競馬は今週でラスト。例年なら芝は開催が進むにつれて時計がかかり外差し決着になっていくが、今年は全く様相が異なり5週目の先週もレコードがマークされるほど良好な状態を保っている。今週も週中に降雨があったようだが、土日は天気の崩れはなさそう。そのあたりを踏まえて予想を組み立てたい。

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