17日に“クセウマ”ファンミーティングが開催 ゴールドシップら個性派たちの素顔を披露

2025年11月19日(水) 19:30

イベントに登壇した(左から)今浪隆利元厩務員、武英智調教師、石神深一騎手(C)netkeiba

 11月17日(月)に東京の品川ザ・グランドホールで、netkeiba主催のイベント「かわいすぎて罪! わたしが受けたウマハラ事件簿〜クセウマファンミーティング〜」が開催。今浪隆利元厩務員、武英智調教師、石神深一騎手をゲストに招き、MCのキャプテン渡辺さんと小田穂乃実さんとともに“クセウマ”エピソードで会場を沸かせた。

 関係者がこれまでに出会った最高に面白い個性派の競走馬たちとのマル秘エピソードや各馬の素顔を通して“クセウマ”の魅力を語り合うことをテーマに開催された本イベント。はじめに「私が受けたウマハラを告発します! ウマハラ裁判〜!」と題して、関係者が“クセウマ”たちから受けたハラスメントを披露した。

 ゴールドシップの担当だった今浪氏は、「いっぱいありすぎてどれを言えばいいのか本当に悩んだ」と苦笑いしながら、2015年宝塚記念でゲート内で立ち上がったあの名シーンを回顧。「あのときは本当に怖かった」と語りつつも、レースが終わると顔を撫でさせてくれる同馬の様子も振り返り、「そういうところはめちゃくちゃかわいかった」と愛情をにじませた。続いて武英師はメイケイエールのエピソードを披露。「本当にツンデレでした。デレの日は本当にかわいかった」と振り返った。馬房で甘えるメイケイエールの映像が流れると、今浪氏が思わず「ゴールドシップじゃ考えられない」とつぶやき、会場からも笑いが起きた。

 競馬では真面目なイメージのオジュウチョウサンに騎乗していた石神深一騎手は、気性の荒さに苦労していたことを明かした。かわいい馬というより"相棒"と評し、「引退式ではさすがにうるっと来ましたが、僕より担当厩務員さんが号泣していて(笑)」と回顧。最後には、「障害がこれだけ盛り上がっているのはオジュウのおかげだと思うので、ありがたいです」とパートナーへの感謝を口にした。

 続く質問コーナーでは、ファンから寄せられた質問に3名が回答。「産駒でゴールドシップに1番似ているのは誰ですか?」という質問に今浪氏は「いっぱいいるからね...」と悩みつつ、1番印象に残っている馬としてサトノゴールドを挙げた。「僕が産駒の中で1番最初に触って、お世話した馬。産駒で1番先に勝ったというのが嬉しかった」と思い出を語った。

 イベントの終盤にはクイズコーナーや豪華プレゼントが当たる抽選会も開催。“クセウマ”を当てるクイズのVTRには、池添謙一騎手津村明秀騎手が登場し会場を盛り上げた。
 
 最後に武英師から、「馬のことを愛していただけていることに感謝の気持ちでいっぱい。これからも競馬を、そして馬のことを愛していただけたらと思います」とファンへの感謝を込めたメッセージが送られると、石神深一騎手は「僕が言いたかったことは全部英智先生が言ってしまったので言うことがなくなりました(笑)」と笑いを誘い、「また呼んでもらえるように“クセウマ”を見つけてこようと思います」と締めくくった。

 本イベントの見逃し配信は11月24日(月)23時59分まで視聴可能。詳細は下記ページをご覧ください。

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