今年の小倉記念を制したイングランドアイズ(牝5、栗東・安田翔伍厩舎)が3日、JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道千歳市の社台ファームで繁殖馬になる予定。JRAが同日、ホームページで発表した。

　同馬は父Kingman、母ヌーヴォレコルト、母の父ハーツクライの血統。母は14年のオークスなど、国内外で重賞4勝を挙げた。

　22年11月にデビュー勝ちを収め、24年7月に1勝クラス、今年3月に2勝クラスを突破。準OPでは5着、7着と足踏みしたが、果敢にも小倉記念に格上挑戦すると、51kgの軽ハンデも味方に1.3/4馬身差で快勝し、初タイトルをつかんだ。今年の福島記念がラストランとなり、通算成績は18戦4勝(うち重賞1勝)。

(JRAのホームページより)