【香港C】ベラジオオペラ 悔し2着 宿敵・ロマンチックウォリアーに一歩およばずも 世界で通用する手応えつかんだ

デイリースポーツ

2025年12月15日(月) 06:00

 香港Cで2着に終わって引き揚げるベラジオオペラ(撮影・井上達也)

 「香港カップ・香港G1」(14日、シャティン)

 22年香港ヴァーズウインマリリン以来、3年ぶりのVを目指して日本馬7頭が参戦したが、マイルに挑んだラストランのソウルラッシュ、カップに臨んだベラジオオペラの2着が最高だった。香港マイルヴォイッジバブルがV。カップはロマンチックウォリアーが4連覇を果たし、スプリントではカーインライジングが16連勝を決めるなど地元・香港勢が存在感を示した。ヴァーズはフランスのソジーが快勝した。

 日本の宿敵を打ち負かすことはできなかった。ベラジオオペラは2着。最後はいい脚を繰り出した。ただ、先に抜け出したロマンチックウォリアーが止まらない。4連覇を飾った地元のスターホースの背中は遠かった。

 「好きに乗ってこい」。横山和は上村師からこう言って送り出された。「状態は申し分なかったと思います。スタートも上手に出てくれましたし、いろいろプランを考えていましたが、結果的にいい形に収まりました」とレースを回顧。それでも悔しい思いは隠せず、「相手も素晴らしい馬ですし、強いのは分かっていましたが、やっぱり勝ちたかったというのが、すごい正直な気持ちです」と渋い表情を見せた。

 標的を1頭に絞ったレースだった。指揮官も「相手はあの1頭だけと思っていたので。強いて言うなら向正面。ロマンチックが内だったら押さえ込めたかなと思う。位置取りが逆だったら…。着差を見たら向こうが強いなと思うけど、勝つつもりで来たので悔しい」と肩を落とした。次戦は未定だが、海外初遠征をクリアし、世界で通用する手応えもつかんだ。今後も日本が誇る“二千のスペシャリスト”として奔走する。

関連情報

みんなのコメント

フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

      ニュースを探す