土曜中山メインはターコイズステークス(3歳上牝・GIII・芝1600m)。ここでは近10回の傾向を人気別、脚質別、枠順別、血統別、前走上がり3F順位別の成績から探りたい。

　人気別は1番人気が【3-0-1-6】、2番人気が【2-1-0-7】なので、あまりアテにならない。それなら3番人気が【1-3-2-4】なので、3連複の軸としてはオススメかも。また、2桁人気が1着1回、2着2回、3着4回なので、ハンデ戦らしい波乱傾向の一戦といえる。脚質別はペース一つで何でもあり。展開をしっかり読みたい。また、枠順別も内外で大きな差はなく、気にする必要はない。

　その他では血統別の成績も見逃せない。イチ押しは母の父シンボリクリスエスで【3-1-0-3】の好成績。シンボリクリスエスに限らず、母の父ロベルト系はよく走っている。一方、父ディープインパクト系は【3-0-1-34】とイマイチ。付け加えればディープインパクト産駒を除いた延べ10頭は全て馬券圏外に沈んでいる。最後に前走の上がり3Fの順位別成績も要チェックだ。同2位以内だった馬は【3-3-5-22】の複勝率33%、複勝回収率133％。近3回連続で2頭が馬券に絡んでおり、昨年は該当2頭が2着＆3着だった。今年の出走馬で当てはまるのはチェルビアットだけなので、是非とも買い目に加えておきたい。