【有馬記念】外国産馬として18年ぶりの参戦 シンエンペラーがGI初制覇なるか

2025年12月23日(火) 18:00

有馬記念に出走予定のシンエンペラー(今年11月撮影、ユーザー提供:トニーP76さん)

 「ウマ娘」の藤田晋オーナーが所有するシンエンペラー(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)が、有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)でGI初制覇を狙う。

 シンエンペラーは父Siyouni母Starlet's Sister、母の父Galileoという血統。全兄のソットサスは19年の仏ダービー、20年のガネー賞と凱旋門賞の勝ち馬。半姉のシスターチャーリー(Sistercharlie)はG1を7勝している。この血統が評価されて、22年のアルカナ・ドーヴィル1歳セールでは210万ユーロ(約3億円)の高値となった。

 ここまで13戦3勝。23年の京都2歳Sで重賞初制覇。クラシック戦線では勝ち切れなかったものの、皐月賞が5着、日本ダービーが3着と、世代トップレベルの力を示してきた。さらに秋は欧州遠征へ。愛チャンピオンSではエコノミクス(Economics)、オーギュストロダン(Auguste Rodin)に続く僅差の3着に健闘。凱旋門賞では12着に大敗したものの、帰国初戦のジャパンCではドウデュースにクビ差まで迫る2着同着と頑張った。そして今年初戦となったネオムターフCでは2つ目のタイトルを手にしている。その後はドバイSCが7着、愛チャンピオンSが6着、ジャパンCが8着と苦戦続きだが、実力はこんなものではないはず。帰国2戦目の今回は本領発揮といきたいところだ。

 これまでに外国産馬は延べ36頭が有馬記念に参戦しているが、実は07年のロックドゥカンブ(4着)が最後。したがってシンエンペラーは実に18年ぶりの出走となる。外国産馬として98年と99年のグラスワンダー、02年と03年のシンボリクリスエスに続いて3頭目、そしてフランス産馬としては初の勝ち馬となれるか。その走りに要注目したい。

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