【ターコイズS】ドロップオブライト 粘って重賞2勝目 松若JRA500勝飾った

スポニチ

2025年12月21日(日) 05:20

ターコイズSを制したドロップオブライト(8)=撮影・村上 大輔

 牝馬限定のハンデ重賞「第11回ターコイズS」が20日、中山競馬場で行われた。5番人気ドロップオブライトが好位から押し切り、昨年のCBC賞以来となる重賞2勝目をマーク。騎乗した松若風馬(30)はJRA通算500勝を飾った。

 ゴール前は3頭のしびれる叩き合い。好位から伸びたドロップオブライト、最内をこじ開けてきたリラボニート、外から迫ってくるソルトクィーン。最後は松若のハッパに応えたドロップオブライトがもうひと伸び。後続の追い上げを頭差、振り切った。

 「ゲートの中でゴソゴソするところはあったが、二の脚でカバーしてくれた。良い位置で競馬できたのが勝因。このあいだ中山で2着に敗れていたので、それが少し頭をよぎったが、最後は具合の良さで辛抱してくれた」と松若。2走前、同舞台の京成杯AHの悔しい2着を払拭する会心V。鞍上にとっては節目のJRA通算500勝目にもなり「今年中には決めたいと思っていたので、いい形で決められて良かった」と頬を緩めた。

 スプリント重賞に続き、マイルで2つ目のタイトルを獲得。松若が「この年になっても元気いっぱい。まだまだ走れる」と話せば、福永師も「ここに向けて、今までにないくらいハードな負荷をかけていた。体重は減っていたけど細くは見えなかったし、しっかりやっても体重が落ちなくなってきたね」と愛馬の成長に目を細める。

 充実ムード漂う6歳牝馬。今後は大舞台への参戦が視野に入る。「直線の長い舞台がどうかだが、来年はヴィクトリアマイルを目標に調整していきたい」と力を込めた指揮官。寒さ厳しい暮れの中山から、新緑の府中へと歩を進める。

 ◆ドロップオブライト 父トーセンラー 母プレシャスドロップ(母の父フレンチデピュティ) 19年3月14日生まれ 牝6歳 栗東・福永厩舎所属 馬主・岡田牧雄氏 生産者・北海道新ひだか町の岡田スタツド 戦績29戦6勝(重賞2勝目) 総獲得賞金1億8785万1000円 馬名の由来は光の雫(しずく)。

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