【有馬記念】レガレイラ 雨で緩んだ馬場関係なし!順調リハ 木村師「元気良く駆け上がってくれた」 

デイリースポーツ

2025年12月22日(月) 06:00

 史上初の牝馬連覇に向けて順調なレガレイラ(撮影・園田高夫)

 「有馬記念・G1」(28日、中山)

 史上初の牝馬による連覇に挑むレガレイラは21日、美浦坂路で4F53秒0-38秒4-11秒7をマークし、調整が順調に進んでいることをアピールした。天皇賞・秋2着からの巻き返しを狙う3歳馬ミュージアムマイルは、栗東坂路を軽快に駆け上がり、春秋連覇を目指すメイショウタバルも栗東坂路で状態を整えた。

 美浦トレセン開門直後の午前4時過ぎ。前日からの雨で緩くなった馬場もレガレイラには関係なかった。真一文字に坂路を駆け上がり、タイムは4F53秒0-38秒4-11秒7。しまい重点程度の負荷と思われるなかでこの時計。木村師は「元気良く駆け上がってくれました。健康状態も含め、トラブルなく順調に来られているのは何より」と喜んだ。

 ファン投票では史上最多となる61万2771票を獲得。デビュー年から3年連続でG1制覇を果たしているヒロインは、この有馬記念で史上5頭目の連覇が懸かる。過去4頭は69&70年スピードシンボリ、84&85年シンボリルドルフ、98&99年グラスワンダー、そして02&03年シンボリクリスエス。もしレガレイラが勝てば、史上初の牝馬による連覇となる。

 スタートを決めて、外から一気に差し切った前走のエリザベス女王杯。その後は短期放牧に出され、初時計は今月10日。21日の美浦坂路での追い切りは正味4本目となるが「水曜日(17日)に追い切ってから体に膨らみも出てきているし、一歩ずつ前進しています」と指揮官。毎回、体のバランスを整えるのに矯正を施す同馬にとって、ここにきての上昇は狙い通りであり喜ばしいことだ。

 世間も大注目となる今年最後のビッグレース。「これでまた当該週の追い切りに向けて、いい変化を見せてほしい」とピークの状態で送り出すまで、トレーナーの気が休まることはなさそうだ。

関連情報

みんなのコメント

フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

      ニュースを探す