連覇を狙うレガレイラに注目したい。前走のエリザベス女王杯を制し完全復活。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■12/28(日)　有馬記念(3歳上・GI・中山芝2500m)

　レガレイラ(牝4、美浦・木村哲也厩舎)は昨年の同レース覇者。今春は宝塚記念で11着に敗れていたが、前走のエリザベス女王杯では中団から鋭く伸びて快勝、オールカマーからの連勝で完全復活をアピールした。中山コースはホープフルS、昨年の有馬記念を含め重賞3勝と好相性。充実期を迎えた今、連覇の期待が高まる。鞍上はC.ルメール騎手。

　ダノンデサイル(牡4、栗東・安田翔伍厩舎)は昨年のダービー馬であり、今春にはドバイSCを制した国際派。前走のジャパンCでは3着に入り、海外遠征帰りでも力が落ちていないことを証明した。昨年の有馬記念で3着に好走、AJCCも勝っているように、コース適性に不安はない。実績上位のここなら勝ち負けは必至だ。鞍上は戸崎圭太騎手。

　その他、天皇賞(秋)で接戦の2着を演じた今年の皐月賞馬ミュージアムマイル(牡3、栗東・高柳大輔厩舎)、アルゼンチン共和国杯を制し勢いに乗るミステリーウェイ(セ7、栗東・小林真也厩舎)、ジャパンCで5着と掲示板を確保した実力馬ジャスティンパレス(牡6、栗東・杉山晴紀厩舎)、昨年のジャパンC2着の実績があるシンエンペラー(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)なども侮れない。発走は15時40分。