Kingman 本日も快勝!!

2014年08月17日(日) 23:51 2 2

 本日、仏ドーヴィル競馬場[Hippodrome de Deauville]で夏3週目のG1がありました。ジャックルマロワ賞(G1)[Prix du Haras de Fresnay-le-Buffard - Jacques Le Marois](芝1600m(直)/3歳以上)です。
 (※16年前、タイキシャトルが完勝を収めたレースです。)

 出走頭数は5頭。天候は雨。馬場状態は、tres souple a collant(重~不良)で行われました。

 今年は、3歳キングマン[Kingman](G1 3連勝中)の出走表明で、グッと頭数が減りました。

 レースは、レッドドバイ[Red Dubawi](フェアズィッヒェルング大賞(独G2)優勝)が先導。以下、リジーナ[Rizeena](14コロネーションS(英G1)優勝)、アノディン[Anodin](14イスパーン賞(仏G1)2着)、オリンピックグローリー[Olympic Glory](14ロッキンジS(英G1)など G1 3勝)と続いた。大本命のKingmanは、悠々と最後方に付けた。
 全体は、単勝人気の無い順の隊列になりました。

 隊列が崩れたのは、残り800mを切った辺り。Olympic GloryがAnodinの横に並びかけ、そのワンテンポ後にKingmamが馬場の真ん中に持ち出した。

 最後の叩き合いは、残り200mでアッサリとKingmanが抜け出し、最後は2着に2 1/2馬身差をつける完勝を収めました。

 2着は、一旦最後方に下がりながらも、盛り返したAnodinが確保。4歳代表のOlympic Gloryは、残り100mで脚が止まり3着に敗退しました。

 勝ち時計は、1.41.90s。

 勝ったKingmanは、G1は4連勝。騎手は、J.ドイル騎手。調教師は、J.ゴスデン調教師。

 血統は、父:Invincible Spirit 、母:Zenda(母父:Zamindar)。通算8戦7勝。まさに、『手が付けられない程の』連勝劇です。
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【追記1】ネタ元URLは、レース結果一覧表[Paris Turfより]です。

【追記2】血統表URL: http://www.pedigreequery.com/kingman4 [Pedigree Queryより]

【追記3】レース映像URL: http://www.youtube.com/watch?v=dsrh3TurAIU [Chaine Equidiaより]

みんなのコメント

現在のコメント数2
  • ツッコミさん

    2014/08/18 00:00

    馬場状態が悪く、数日前までキングマン陣営は出否を迷っていたけど、その心配が全くいらなかったほどの完勝。 調べられた範囲だけど、サセックスS→ジャック・ル・マロワ賞といった英仏のマイル最高峰レースを同一年制覇した馬はおらず、キングマンが史上初ということに。歴代トップマイラーと比肩しても遜色ない能力の持ち主であることは明確。 キングマンはこの後、予定通りなら10/18のクイーンエリザベスII世Sに向かう予定で、今日3着だったオリンピックグローリーも出走してくる。

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