2日、高知競馬場で行われた第21回珊瑚冠賞(3歳上、ダート1900m、1着賞金50万円)は、西川敏弘騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.0倍)スパイナルコード(牡5、高知・大関吉明厩舎)が、好スタートから終始先頭をキープすると、直線に向いて後続を突き放し、2番人気ジャガージャックに2.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分08秒7(不良)。さらにクビ差の3着には7番人気ヘキレキが入った。

　勝ったスパイナルコードは、父デヒア、母はJRA2勝のトーヨーシービー(その父ミスターシービー)。伯父にトーヨーリファール(NZT4歳S-GIIなど重賞3勝)がいる血統。07年に黒潮皐月賞、黒潮ダービーの高知2冠を達成し、今年7月のトレノ賞(高知)で約2年ぶりの重賞制覇を飾ると、そこから一気の5連勝でここに臨んでいた。通算成績59戦21勝(うちJRA5戦0勝、重賞5勝)。