1日、東京競馬場で行われた東京新聞杯(G3・芝1600m)は、田中勝春騎手騎乗の7番人気ウインラディウス(牡6、美浦・藤沢和雄厩舎)が、中団から早めに抜け出し、2着クラフトワーク以下の追走を押さえ重賞初制覇。勝ちタイム1分33秒0。1番人気のサイドワインダーは後方からレースを進め、大外に出したが伸びきれず4着だった。　なお、ジョウテンブレーヴに騎乗し、復帰後初の重賞レースに挑んだ岡部幸雄騎手は14着だった。

　勝ったウインラディウスは父サンデーサイレンス、母ジョウノマチエールという血統。2歳時は未勝利でクローバー賞(OP)を勝ち、東京スポーツ杯3歳S(G3)を1番人気、朝日杯3歳S(G1)を3番人気するなど期待されていたが、勝ちきれずに出世が遅れていた。昨夏から順調に勝ち鞍を伸ばし、今回念願の重賞初勝利を飾った。通算成績16戦6勝。