南アの大種牡馬Jet Masterがウィルスで死亡

2011年11月15日(火) 23:01 1 0

5年連続リーディングサイアーを獲得した南アフリカ共和国の大種牡馬Jet Masterが西ナイルウイルスによる合併症で死亡した。17歳だった。

Jet MASTERは父Rakeen→祖父Northern Dancerと遡る系統。競走馬時代は南アフリカで走り、24戦17勝でG1を8勝、2度の年度代表馬となった。

2001年の引退後に種牡馬入り。初年度産駒70頭のうち59頭が勝ち上がり、そのうち16頭がステークスウィナーになるという驚異的なスタートを切り、2004/2005年シーズンのファーストクロップサイアーとなる。以後も2006/2007年シーズンを皮切りに5年連続リーディングサイアーを継続中だった。

主な産駒は香港スプリントなどを勝った国際的スプリンターのJ J The Jet Plane、3年連続南ア年度代表馬のPocket Powerなど。

【補足】
南アフリカ共和国の競馬はあまり日本になじみはないですが、アフリカでは唯一のパート1国で、短距離中心である点はオセアニアに近い形態といえそう。

元記事によると、西ナイルウイルスは南アフリカの馬は普通に保有しているもので、ほとんどの馬は免疫ができて発病することはないらしい。ごくまれに発病しても数日乗りきれば治るのがほとんどだけど、Jet Masterはさらに運が悪いことに治療の副作用で合併症にかかったみたいだね。種牡馬として脂が乗り切った時期だけに惜しまれる死だと思います。

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