1日、英国・ニューマーケットで行われた英2000ギニー(英G1・芝8f)は、R.ヒルズ騎手騎乗の2番人気ハーフド Haafhd(牡3)がスタートから先手をとり、逃げ切り勝ち。勝ちタイムは1分36秒64。1.3/4馬身差の2着に中団から差したスノーリッジ Snow Ridge、さらに1馬身差の3着にアザムール Azamourが入った。1番人気に推され、G1・2勝を含む4連勝中だったワンクールキャット One Cool Catはブービーの13着に惨敗。レース後の診断によると心房細動の模様。グリーナムS(英G3)の覇者サルフォードシティー Salford Cityは6着。
勝ったハーフドは、父Alhaarth、母は85年愛1000ギニーを制したAl Bahathri(その父Blushing Groom)という血統。昨年8月のデビュー戦を快勝後、続くワシントンシンガーSで2歳レコード勝ち。重賞では英シャンペンS(英G2)、デューハーストS(英G1)ともに3着に敗れていたが、今季緒戦のクレイヴンS(英G3・芝8f)を逃げ切り重賞初制覇、昨年のミドルパークS(英G1)で1位入線(失格)したスリーヴァレイズ Three Valleysに5馬身差をつけ圧勝していた。通算成績は6戦4勝。鞍上のR.ヒルズ騎手は同レース初勝利。その父で、管理するB.ヒルズ調教師は79年のタップオンウッド(本邦輸入種牡馬)以来25年ぶりの2勝目。
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