1か月後の皐月賞に向け坂路で調整を進めるゴールドシップ(撮影:井内利彰)
今週の
皐月賞トライアル、
スプリングSで注目を集める
ディープブリランテ(栗東・
矢作芳人厩舎)を
共同通信杯で差し切った
ゴールドシップ(栗東・
須貝尚介厩舎)。
前走後はノーザンFしがらきにリフレッシュ放牧へ出されていたが、2月22日に栗東へ帰厩。翌日から坂路での調整を始めており、3月9日には坂路4F58.7-1F14.4秒と少し強めの時計を出してきた。
これについて
須貝尚介調教師は「レースまで期間がありますが、だからといって速い調教をやらなければ、馬が『これでいいんだ』と楽を覚えてしまいます。ですからやりすぎない程度に刺激を与える意味で9日は時計を出しました」と説明。
栗東坂路は先週から非常に時計の掛かる状態だが、それを軽く駆け上がって4F58.7秒なのだから
パワーがある証拠。今朝の坂路を駆け上がった様子を見て「デビュー前と比べて馬体がしっかりしましたよね。でも馬体重はほとんど変わっていないので、筋肉が引き締まったということでしょう」と愛馬の成長に目を細める。
皐月賞へは直行というローテーションに変更はなく、「レースへのブランクはありますが、それを補えるようにしっかり調教していきます」ということで、今週はある程度速い時計を出すとのこと。1か月後に迫った
皐月賞が本当に楽しみだ。(取材:井内利彰)
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2012/3/13 15:04
ステイゴールド産ですから、中山小回りでも早め捲りで十分対応可能なのでは?