毎日杯を勝って放牧に出されていたヒストリカル(栗東・音無秀孝厩舎)が4月26日、ノーザンFしがらきから帰厩した。放牧の効果については「しがらきへ行く前の馬体重がレース時よりも減った420キロ台でしたが、戻ってきて計った体重は440キロ台。思った通りに馬体が回復してくれましたし、いい状態で帰ってきてくれました」と音無秀孝調教師。

　今朝1日も元気よく坂路を駆け上がっていたが「今週から徐々にペースを上げていきます」ということで、今週は坂路4F56秒程度の追い切りを行う予定。「来週からは本格的に強い調教を課していくと思います。今の状態なら、ダービーが本当に楽しみですね」と師の表情からは笑みが絶えなかった。(取材：井内利彰)