蹄の怪我のため出走を見送るネコパンチ(撮影:佐々木祥恵)
8月19日に札幌競馬場で行われる
札幌記念(GII・芝2000m)に向けて調整中だった
ネコパンチ(牡6・星野忍厩舎)は、左前脚の蹄の外傷のために、出走を回避することになった。
日経賞(GII・1着)の前に、蹄に外傷を負った
ネコパンチ。表面上は治ったように見えていたのだが、改めて調べてみると、外傷部が空洞になっていることが判明した。
「
札幌記念に向けて調整をしてきましたが、中途半端な状態で出走させたくなかったので、オーナーとも相談して、回避することにしました。蟻洞のような蹄の病気とは違って、外傷ですから、蹄が伸びてくれば治ります。馬自体は、元気一杯ですが、特に復帰戦は決めずに、じっくり治すことにしました。明日、北海道・浦河の大道牧場に放牧に出ます」と、管理する星野忍調教師。
人気者だけに、ここはゆっくり傷を癒して、復活する日を待ちたい。
ちなみに、
ネコパンチの顎の下に付いているのは、関係者の間では、通称「よだれかけ」とも呼ばれている、いたずら防止用のゴム製の馬具だ。「無口あて」という商品名で扱っている馬具店もある。ヤンチャな
ネコパンチは、洗い場につながれると、厩務員さんにパクッと噛みついたり、いたずらを仕掛けてくるために、付けられているとのことだ。(取材:佐々木祥恵)
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2012/8/1 21:40
復帰戦などを決めずに気長に行く陣営側も好印象ですね。
日経賞のような大逃げを有馬で見てみたいです。
まあ完治するまでのんびりしててください。