江田騎手とのコンビでAJCCを目指すネコパンチ(撮影:佐々木祥恵)
ネコパンチが、12月13日に美浦トレセンの星野忍厩舎に帰ってきた。左前脚の蹄の傷もすっかり癒え、来年1月20日に中山競馬場で行われるアメリカジョッキークラブC(GII・芝2200m)を目標に調整されている。
ネコパンチの近況について、陣営に話を聞いた。
◆担当の及川雅章厩務員。
「放牧前よりは、若干マイルドにはなったような気はしますが、ヤンチャな性格は相変わらずです。脚慣らしという感じで、先週の20日に初時計を出しました。その後も馬体に問題がなかったので、このまま進めていけそうですね」
◆今日(12/27)の追い切り後、星野忍調教師。
「今日はウッドチップコースで単走で追い切りましたが、休みが長かったので、さすがにまだ重いですね。でも、レースまであと数本追えますからね。太るタイプではないので、あとは息ができればと思っています。まあレースまであと数本追えますから。ジョッキーは江田(照)でいく予定です」
そして、2005年の
府中牝馬S(GIII)、
新潟記念(GIII)に優勝した
ヤマニンアラバスタの娘、
ヤマニンアドーレ(
父ダイワメジャー)が、年明けのデビューを目指して調整をされている。
◆担当の土田敦司厩務員。
「母の
ヤマニンアラバスタも担当していましたが、体型は母に似ていますよ。坂路で時計を出していますが、追い切りを重ねるごとに時計も詰まってきました。まだ体にゆるさがありますから、本当に良くなるのは、まだ先かもしれないですね。母も奥手でしたからね。
外ではバタバタするところもあるようですけど、厩舎では大人しいですよ。母は、飼い葉食いが細くて、僕の手から直接餌を与えたりしていましたが、娘は今のところ、飼い葉は食べてくれています」
◆管理する星野調教師。
「今日(12/27)は、2頭併せで坂路で追い切りました。先週よりも動きは良かったですよ。来週は江田(照)騎手に乗ってもらって、下のコースで追い切る予定です。まだ体にゆるさがありますが、いいものを持っていそうですし、将来的に楽しみですね。中山2週目か3週目の芝のレースでデビューさせる予定ですが、距離は検討中です」(取材・写真:佐々木祥恵)
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2012/12/27 12:12
この写真を見て、実はネコパンチはなかなかの男前だったという事に気づきました。