ロードカナロアなど、高松宮記念最終追い切りレポート/栗東トレセンニュース

2013年03月20日(水) 18:20

ロードカナロアは隙のない最終追い切りを披露(撮影:井内利彰)

 坂路馬場、2回目のハロー明けで追い切られたロードカナロア(栗東・安田隆行厩舎)。オーセロワを追走する形でのスタートだったが、全く無理のない状態で駆け上がりながら、その差を徐々に詰めていった。

 カーブを過ぎて、ラスト2F手前では並びかける形。次第に相手の脚色が悪くなってくるのに対して、ロードカナロアは終始余裕。最後の1Fは相手が一杯になって、こちらは余力十分に先着するという形。時計は4F53.7〜3F39.3〜2F25.4〜1F12.9秒。どんな馬も最後は一杯に追って、ふらつきながら13秒台という馬場のなかで、持ったまま、真っすぐに走って13秒を切るのはさすが。この追い切りから、全く隙のない状態だということがよく分かった。

 同じく2回目のハロー明けの坂路馬場で追い切ったマジンプロスパー(栗東・中尾秀正厩舎)。こちらはいの一番にスタートしたため、蹄跡のついていないウッドチップ馬場を軽快に駆け上がっていった。

 単走だったが、前半のスピード乗りから、一番時計も出そうな走りだったが、ラスト2F地点でぐんと加速して、最後の1Fが少し減速したという感じ。4F53.9〜3F39.3〜2F25.6〜1F13.2秒は今朝の馬場を考慮すれば、遅くない数字だが、マジンプロスパー自身の前走時の追い切り時計と比較して同じくらい。やはり、前走から大きな上積みというわけにはいかないだろう。

 追い切り頭数の少ない時間帯を選んで、坂路馬場で追い切られたのが、ハクサンムーン(栗東・西園正都厩舎)。テンからある程度のラップを刻んでいったので、ひょっとしたら止まるんじゃないかという感じだったが、最後まで脚どりは力強かった。4F54.5〜3F39.0〜2F25.5〜1F13.0秒と数字は前走時より速い。やはり前走は休養明け、それを叩いた上積みは大きいかも知れない。(取材・写真:井内利彰)

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