2011年に交流重賞の
浦和記念(JpnII)に優勝した
ボランタス(9歳)が、
地方競馬の登録を抹消し、乗馬として第2の馬生を歩み出した。
中央時代は栗東の角居勝彦厩舎に所属し、重賞勝ちこそなかったものの、オープン馬としてダート戦線を賑わした同馬。川崎の
山崎尋美厩舎に移籍後に、交流重賞の
浦和記念をはじめ、報知
オールスターC、埼玉
栄冠賞、ゴールドCの重賞タイトルを手にする活躍を見せた。
2012年1月25日(
川崎記念・JpnI・6着)以来、脚部不安のためレースから遠ざかっていたが、復帰予定だった
京成盃グランドマイラーズに向けての追い切り後、脚元に故障をを発症。引退が決定し、6月23日(日)に茨城県常総市にある守谷乗馬クラブに入厩の運びとなった。
「こちらに来てすぐに去勢をしました。最近、軽めの運動を始めたところです」と当クラブ代表の小池啓補氏。「うるさいところがあると聞いていましたが、大人しいですよ。それに何ごとにも動じない馬ですね。強い風が吹いただけで驚く馬もいるのですが、それも全く平気です。大きな舞台を経験しているというのもあるでしょうし、頭も良いのだと思います。
乗馬としての調教はこれからですが、大人しい馬ですから、将来的には初心者でも
ボランタスに乗って乗馬を楽しんで頂けると思いますよ」(小池代表)。1年以上休養していたとはいえ、ついこの間まで現役の競走馬だったとは思えないほど、
ボランタスの表情は穏やかで優しい。その姿を眺めているだけで、心が癒されたような気がした。
ボランタスに騎乗できるのはもう少し先になりそうだが、事前に連絡をすれば見学可能とのこと。機会があれば、心を癒されに
ボランタスに会いに行ってはいかがだろう。(取材・写真:佐々木祥恵)
守谷乗馬クラブHP
2013/7/10 23:02
素直な感想として、超一流馬だけでなく、こういう馬のその後をニュースとして扱ってくれることって凄く良いことだと思います。